ぬらりひょんの孫:感想まとめその3

ぬらりひょんの孫:『四国編』についてつれづれと語ります。

『謀反編』と『四国編』の間にはカナ13歳編があったりしますが、このころはカナちゃんは実にヒロインでしたなぁ。
いやまあ、葵螺旋城討入前にも存在感を出していましたけど、ある意味ではここら辺が最後の輝きでしたな( ̄∀ ̄)
ゆらがリクオに惚れていると勘違いしたり、つららさんに微妙なライバル心を出したり、自惚れっ娘だったりしていましたな。
まあ、連載中のラブコメ方向にも行けるように仕込んでおいたんでしょうけど。連載作品だとそういう多方面に行けるようにする必要があったんでしょうな。
カナちゃん周りが先走りましたけど、それはそれとして『四国編』の開幕です。……ああ、狒々さま、凄く老害ですw 「天下の奴良組幹部の一人じゃぞ」とか言っちゃってるな( ̄∀ ̄)
奴良組総会では牛鬼の吊るし上げなのですが、これを昼のリクオが上手く誘導して一ツ目入道の吊るし上げにしていますw
ぬらりくらりとするところもぬらりひょんの属性ってことなんですよね。昼のリクオも総大将不在時を若頭として仕切り始めたのも見所でした。
そして、四国の先兵のムチ相手に総大将が真・明鏡止水を魅せてくれます。明鏡止水は自身の存在を認識させないという畏でした。これはいつの間にか家に上がり込んでいるというぬらりひょんの属性をとても上手く必殺技に昇華していて本当に凄いと思いました。
しかし、明鏡止水・桜は盃から出した酒を燃やして相手を焼き尽くす技なんですよねー。ぬらりひょん属性は特になしw
ただ、玉章は明鏡止水・桜は“陽”だと言っていましたね。明鏡止水・桜については最後まで謎が残ってしまいました。
やはり“陽”の存在だとされる人間の血を引いていることが条件の一つかな。ぬらりひょんは明鏡止水・桜を使っていませんが、鯉伴、リクオが使っているのでこれはありそうです。
えーと、話が逸れました。四国編では玉章が率いる七人同行が妖怪の設定を上手く使っていて面白かったですね。しかし、この幹部に入れなかったムチさんがちょっと哀れw
そして、妖怪任侠の世界の説明もありましたね。土地神と信仰心、つまり畏れがシノギでもある世界観がなんとなくわかってきたころでした。
そこで袖モギ様ですよ。こいつはなかなかやりたい放題でしたねw 黒田坊と鳥居さんの縁はこのくらいからありましたし、巻さんとの仲の良さもよく伝わってきました。
清継くんのマイファミリーに対する暑苦しいほどの想いもこのころから貫かれていましたw いいですね、友情。
袖モギ様が幼女の服をむさぼる暴挙から、玉章と犬神の妖しげで腐っているサービスまで盛り込むぬら孫は想像の余地があって面白いですね( ̄∀ ̄)
ああ、そういえば昼のリクオは護衛が六人体制になったことを利用して学校の友人たちを守ろうとしていましたね。ちゃっかりぬらりひょんしてるなぁw
そして起こる対犬神戦では夜のリクオの初めての苦戦ですかね。犬神はなかなか強い妖怪でした。まあ、この頃はまだ側近衆に花道を作ってもらっていましたけどね。
それにしても犬神は見上げた忠誠心でしたね。あと、犬神の回想では玉章はきちんと大将していたな。化け狸っていうのがすごくハマっていました。
道を踏み外して、小物感を出していったのはこのあとで魔王の小槌もらって調子に乗ってしまったのだと思いたい。というか、かかしの中ではそう思っておこうw
そんな犬神を葉っぱに代えて散らした玉章は許さない。いや、この時は魔王の小槌に踊らされていたということになっていたか。でも、演出としてはすごく良かった。
玉章の真の姿は歌舞伎役者っぽくって格好良かったですねー。それでいて狸らしさもあったあのデザインはすごく好きです。TCGでも四国妖怪を愛用していましたしね。
そういえばここで清継くん、生徒会長になってたなw 清十字団のたまり場が準備室になったくらいですけど、これもなにかに活かせれば良かったかもしれない。
あ、総大将が四国に行っていたのは三百年前か。鯉伴は二代目継いでいるな。先代の気楽な身分になって水戸のご老公と全国巡りでもしていそうだなw
犬神戦のあとでまた総会が開かれていますね。ここでは一ツ目入道が相変わらずの嫌味な役回りをしていますw しかし、そこできらりと光る牛鬼と昼のリクオです。
牛頭馬頭を潜入させておくなどの手を打っていましたし、リクオは牛頭を上手くノセていましたからね。ぬらりくらりの本質を継いでいるのは昼のリクオであると評されるゆえんですね。
もっとも、過去編での総大将は熱血なところが一番目立っていましたがw
猩影くんが登場したのもここですね。……あ、ちょっと最新刊で明らかになった設定と矛盾に近いやりとりがありますね。まあ、後出し有効の法則でしょうね。連載だし多少そういうこともありますな。
そして牛頭馬頭が魔王の小槌で切られ、三羽鴉が救出に来ていましたか。三羽鴉は本当に有能だなぁw 情報収集、救出、伝令、戦闘もこなせちゃうだからなぁ。
さて、牛頭馬頭の顛末にショックを受けて倒れるリクオですが、ここで立ち直らせるのは鴆の兄貴。そして側近衆からの信頼です。
親分乾分の盃では雪女の時を狙って現れる夜のリクオに畏れましたね。なにこのタラシw 描き下ろしでやりにくそうにしている河童に笑いましたw この頃はまだハブられてないね、やったね河童w
そして始まる百鬼夜行大戦。百鬼夜行と八十八匹夜行じゃあ、もう名前から勝敗が決まっているようなもんでしたがw
少なくとも、子分同士の戦いは地力の差がよく現れていましたからねー。
しかし、大将とその一番の側近同士の戦いは見応えありました。リクオはここではじめて明鏡止水を自分の技として使えるようになっていましたし、それに唯一気付けた玉章も存在感がありました。
なにより雪女の活躍が素晴らしかった。夜雀の“幻夜行”(目つぶしの技)を氷でガードする展開は良かった。かくれんぼを上手く絡めていたのも痺れましたね。
二人の背中合わせの絆に惚れましたわー。ここでかかしはリクつらに覚醒しましたw
そして仲間を斬って骸の百鬼夜行を背負う玉章とのラストバトルです。「“あこがれ”なんだよ畏れ…ってのは」というリクオの言葉は響きました。
鏡花水月もここで初登場です。技の効果は幻を見せるということなのでかわりませんでしたが、総大将も使ったことのない未知の“畏れ”ということになっていましたw
昼と夜の混ざり合った力ということにしようとしていたのかもしれませんね。まあ、連載作品ではよくあることかもw
で、猩影くんはちょっと残念なことになっていましたねw 戦いではそんなに活躍できず、力を失った玉章を斬ろうとしたのは減点対象だよ( ̄∀ ̄) そしてやってくる総大将の美味しいところ取りw
そして、三ツ目八面の正体が魔王・山ン本という伏線があったり、つららさんがヒロイン化を進めたり、玉章の傷面隻腕&犬が結構格好良かったりして『四国編』は幕引きです。

うっわ、単行本読み返しながら書いていたら恐ろしいくらいの長文・乱筆ですねw 申し訳ない。数少ないブログの閲覧者にこの場を借りて謝っておきます。でも、たぶん自重しないw
そしてこの『四国編』では連載が低空飛行でそういう意味でもドキドキしていました。この時にはもうぬら孫に惚れぬいていたので打ち切りはやめてくれーと友人kさまと叫んでいたのも今では良い思い出ですw

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